工学部で「キャリアデザインセミナー」を開催しました。(9月26日)
9月26日、工学部と女性研究者支援室の主催で「第2回キャリアデザインセミナー」を開催しました。(会場:常盤キャンパスD講義棟)
今回は本学工学部で活躍されている女性研究者3名から、研究者を目指すきっかけや研究の楽しさ、生活と仕事の両立などについて自身の経験を基にした話がありました。当セミナーには学部生や大学院生、教職員等約60名が参加しました。
まず、進士正人工学部長より開催の挨拶があり、女子学生の進学や就職の現状、現在の女性研究者における政府の施策や研究環境について話がありました。
続いて、応用科学分野の吉本則子助教から、工学系学部を目指したきっかけや飛び級制度を利用した大学院への進学、日本学術振興会特別研究員として奨学金を得て研究に打ち込んだこと等についての話や、大学院在学中から子育てをしながら研究に取り組んできた経験についての話がありました。
次に、循環環境工学科の貝出絢助教から、学部選びのいきさつや研究のおもしろさを実感した実験との出会い、研究活動を通じて得た様々な人たちとの交流、研究とプライベートの両方を楽しむ姿勢についての話がありました。
最後に、機械工学科の門脇弘子助教からは、工学部を選んだ理由として元々ものづくりやクリエイティブな作業が好きだったこと、研究職の魅力として新しい発見に出会えることや自由度の高い仕事であること等、自身の経験を基にした話がありました。
セミナーに引き続き第2部として、女性研究者を囲んでの茶話会を開催しました。茶話会では女性研究者と気軽に会話できる雰囲気の中、女子学生からの身近な悩みや質問などで話がはずみ、学生にとって今後の学生生活や進路についての参考になる話が聞ける貴重な機会となりました。